こんにちは!商品部の大崎です。
どうでもよいかと思いますが、私、高知の出身でして、寒いのが大の苦手でございます。
そんな私が、寒さを我慢してでもどうしても訪ねたかった場所!
それが・・・青森です。
冬の定番!庶民のテーブルフルーツといえば、りんご、ですよね。
りんごといえば、青森、ですよね!
今回は、青森の三戸で、「薬石りんご」を育てている留目昌明さんを訪ねました!
さて、なぜ「薬石りんご」という名前なのか?は後ほど説明するとして、留目さんのご紹介をします。
留目さんは、3町ものりんご畑を管理しながら、実は兼業農家!
治療師としてのお仕事もされており、地域では「百姓先生」と呼ばれているそうです。
こちらが留目さんです。
八戸にある治療院から40分ほど車を走らせたところに、留目さんのりんご畑はあります。
さっそく、園地を案内していただきました。
定番のふじや紅玉から、黄色いりんごや品種不明のものまで様々!
太い樹もあれば、まだ若く細い樹もありました。
これは樹齢20年以上のりんごの樹です。
細い樹も若干ひょろりとはしていますが、実をたくさんつけています。
留目さん曰く、太く大きい樹の方が味が良いそうです。
干ばつや雨など天候の影響を受けにくく、一定の味を保つことができるのだそうです。
地面は、土が見えているところがほとんどないくらい、クローバーがびっしり生えていました。
これは草生栽培といわれ、微生物が活発に活動し、健康な土作りにつながります。
留目さんは、お父さんから引き継いで以、来30年間、化学肥料は一切使わず、
農薬も極力減らしてりんごを育てています。
歩きながら「これ食べてみて」と、留目さんがりんごをもいで渡してくれました。
こちらは、ちょっとかじっただけでもう蜜が見えてしまうほど、際まで蜜がぎっしり詰まったりんご。
思わず「あまーい!おいしーい!!」と叫んでしまいました。
でも、留目さんのりんごは、ただ甘いだけではないんです。
「奥深い味がする」とよくお客様から言われる、毎日食べても飽きない美味しさです。
あれ?なんだかぼこぼこしているりんごを発見!
表面がいびつに波打っているのがわかるでしょうか?
中には、こんなにとんがっているものまで!
どうしてこうなるのかというと・・・
りんごはバラ科だということをご存知でしょうか?
留目さんがりんご畑に撒いている「あるもの」の影響で、
本来のバラ科としての本能が呼びさまされ、トゲに近いものが出てきているのでは?
というのが留目さんの推測です。
見た目はあまり良くないですが、実は、ぼこぼこしているりんごの方が味が良いそうです!
留目さんが畑に撒いている「あるもの」とは一体・・・
畑の土に、そのヒントがありました。
・・・わからないですよね(笑)
私たちも、土を見るだけではよくわからなかったので、現物を見せていただきました!
ジャーン!
「あるもの」の正体とは、花崗岩の粉末です!
この中には、3種類くらいの花崗岩の粉末がブレンドされています。
地球は元々、岩の塊だったという考えから、土にミネラルを補うため、花崗岩の粉末を撒き始めたのだそうです。
すると、驚くほどりんごの味が良くなったそうです。
また、留目さんのりんごは、他のりんごに比べてずっしり重いのですが、
それはきっと、ミネラルが豊富に含まれているからなのでしょう。
しかも、雑味がなく、種や芯まで食べられるんです!
種ごと食べると腸の働きが活性化されるといわれています。
昔の化粧品は石や岩の粉末からできていたんだよ、お肌にも良いよーと留目さんに言われ、
手に粉末をつけて揉み込んだ後、水で洗うと・・・
すべっすべ!!
そういえば、花崗岩って、温泉の成分でも聞いたことありますよね。
そして、この花崗岩の粉末を使っていることに、「薬石りんご」の由来もありました。
「薬石」とは、鉱物性の薬という意味ですが、ミネラルをたっぷり含んだりんごは、
「薬石」と同じくらい健康に良い!といわれていることから、この名がついたのです。
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留目さん、寒い中ありがとうございました!!