国立ファーム&農家の台所スタッフの農家研修ノート

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | pookmark |
第152回 トウモロコシ名人金井栄さんにトウモロコシの種・苗植え教わってきました!!
こんにちは。
4月に入社しました。
管理部 嶺岸と申します。


今回は1泊2日の長野研修。

1日目はソルトリーフでおなじみ。
金井栄さん
のところへとうもろこしを植えてきました。

前半はとうもろこしの定植を行いました。
定植とは‥別の場所で成長させた苗を畑に移し、植えなおすこと。

 

作業を始める前に、まず金井さんにお手本を見せていただきました。



〜とうもろこし定植のやり方〜

,泙塞弔植えてあるポットを液肥につけます。
液肥につけてから植えると活着(植えた苗が根付き成長すること)がよくなります。

▲櫂奪箸ら丁寧に苗を抜き、マルチの上に置いておきます。

E擇2〜3センチ程度(親指第一関節くらい)の穴をあけ、
 その穴に苗をそっと置いていきます。

し蠅防弔鮹屬い燭蕕修両紊法土を被せていきます。


 

金井さんにお手本を見せていただき、
二人一組のペアを組み、いざ私たちも作業開始。

苗をマルチの上へ置いていく係と苗を植えていく係に分かれ作業を行います。


苗を液肥に浸して、、、




いざ植える。

と、意気込んで作業に取り組みましたが、
はじめは、金井さんのお手本のようには行かず、苦戦しました。




苗はとても繊細です。
なのにも関わらず、土をかぶせてギュっギュっと
力をかけてしまっていたのです。(苗さん本当にごめんなさい。)





作業を進めていると金井さんが何かしていました。



それは、「水まき」です
普段は行わないことが多いのですが、
金井さんが「せっかく植えたのに、枯れたらもったいないから」とおっしゃり
植えた後、苗に水をまいていました。水をまくことで、より活着がよくなります。

トウモロコシへの愛を感じます。

そんなこんなで、金井さんに用意していただいた
苗はすべて植えることができました。




ここからは、直播きです。


苗の次は種から植えます。
ハウスの場所を変えると土が畑よりも細かく、サラサラしていていました。


直播きは、苗を植える時より浅めに指で穴をあけ
そちらに種を落としていきます。










さてラストスパートに突入!

この広い畑に種を播いていきます。



最初は果てしなく、終わる気もしなかった畑が

しばらくすると、、、、、


ほとんど土がかぶっている=種がまいている。




※途中で種がなくなってしまい、最後の一列と少し種を播けず、
 ほとんどという結果でした。


播き終わった頃には、私たちの足腰がガタガタ(金井さん、上原さんを除く)
正直なお話をしますと、どんな作業よりもつらい中腰で1日作業をしていて
途中逃げ出したくなりました。。。

ですが途中から、トウモロコシの苗や種たちが自分たちの子供のように
感じてきて、なんとか作業を無事終えることをできました。


このような肉体作業を行った上で生まれている、トウモロコシやその他の野菜を
普段何気なく口にしていましたが、作業を体験することで、野菜に対しありがたみを感じるようになりました。

またこんな私にはきつい作業を、辛い顔一つみせず、
日々行っている農家さんは本当にプロフェッショナルだと感じた研修でした。

 
2日目
ここからは商品部宮地が楽しくお届けします!!
●長野県野辺山高原
次に標高約1300mに位置する場所に畑をもつ
アグレスさんのところへ訪問させていただきました。
アグレスさんの代表である土屋さんには初めてお会いしましたが、
色黒でとてもハンサムな方です!
親子で農業に力を入れており、今回は息子さんにお話をしていただきました。



アグレスさんのところでは夏場にほうれん草を作っています

ほうれん草って冬場の野菜じゃないの!?

そうなんです!ほうれん草は冬が旬なんですが、
アグレスさんのところでは標高約1300mという涼しい場所をいかし、
夏場でも丈夫で立派なほうれん草を作っています。

なぜ夏場にほうれん草を作っているのかというと・・
実際にこの野辺山高原では涼しい環境をいかして、
夏場にレタスを作っている農家さんが多いらしく、
そこで同じものを作っても仕方がないということで
うちはほうれん草でいこうという思いで作っているみたいです。

またアグレスさんのところでは数多くのハウスを持ち、
すべて本人たちがハウスを建てています



なんと!!ハウスの後ろには八ヶ岳が見えて絶景。
久しぶりにこんな近くで大きな山を見て迫力を感じました!!

そしてピンク色のハウスまであるんです!



これは紫外線を遮光するためのハウスです。
植物にはそれぞれ成長するために必要な光があります。
このハウスはほうれん草に必要な光合成をさせるために、
使われない光をカットします!

土屋さんいわく日本一のピンク農家を目指すとおっしゃっていました!!

ちなみに今回初めて収穫作業を手伝わせていただきました。
ほうれん草の収穫ってどんななんだろうと思っていましたが、
アグレスさんのところでは・・なんといっても細かい作業!




〜アグレスさんのほうれん草収穫の流れ〜

.ッターでほうれん草を二、三束収穫
△曚Δ譴鸛陲料侏媚曜腓箸襦瞥佞らの病気を防ぐため)
カッターで根元を約5ミリに切ってそろえる
ぐ賈椣賈椶虜の土をタオルでふき取る


一般のほうれん草の収穫との違い!!
それは・・
ほうれん草の根元一本一本をタオルでふき取る!!

一般的な収穫ではまとめて水洗いします。
しかし、水で洗ってしまうと、傷がつきやすく根腐れすることもあるので、もちが悪くなってしまいます。
また、袋詰めした時の見栄えも変わってくるそうです。

アグレスさんちのほうれん草は持ちがよく、
冷蔵庫に一週間から十日入れていても、おいしくいただけます

袋詰めの作業も手分けして行っています。
だいたい200グラムの束にして詰めていますが、
収穫してコンテナに詰める時も、詰めやすいように
ほうれん草が円を描くように詰めていきます。

  

全体の作業は、ローテーションで行う!
なぜなら・・決まった人が同じ作業を行うよりも
一人一人が一連の作業を経験することで、
「もっとこうした方がいい」など改善点が出していけるからです。


アグレスさんのところのほうれん草は、
大量生産にも関わらず肉厚で味が濃いのが特徴的です。

品種選び、涼しい環境、細かく丁寧な収穫!
これらがそろって、おいしさに繋がっています!

また調理方法として炒めても・・
肉厚でしっかりとした食感が残るアグレスさんのほうれん草!!
この夏が楽しみです!


 
土屋さんありがとうございました。

 


 
| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 長野県 | 19:56 | - | - | pookmark |
第130回 農場研修 長野県 高見澤憲一さん
こんにちは。

農家の台所 渋谷店の佐藤です。

今回の農場兼研修はルネサンストマトで有名な高見澤憲一さんの農場へ!
高見澤さんの畑がある長野県野辺山標高1345mの高原地帯です。


↑この方が高見澤憲一さんです!

作業工程など説明していただき、さっそく農作業開始!
まずはキャベツ畑のマルチはがし↓

黒いビニールのようなものを土に埋まっている中、ひたすらベリベリ剥いでいきます!
この日気温は28℃と東京に比べ比較的涼しかったのですが、動き回ったせいか良い汗かきました!

そして集め終わったマルチはこの袋2つ分です。

午前の作業が終わり、お待ちかねの昼食へ〜

↑アイコやフルティカなどのミニトマト。キャベツは芯がものすごく甘い!そのほか浅漬けきゅうりなど、生で食べておいしい野菜を堪能しました!

午後からはとうもろこし畑へ〜

畑につくと高見澤さんからもぎたてのとうもろこしを試食させていただきました!


まるで蜂蜜みたいな甘さのとうもろこし!無心でかぶりついてしまうほどジューシーです!
今の時期は平地だと気温が高すぎるためとうもろこしがうまく育ちませんが、長野の気候は昼夜の寒暖差(12〜13度近く違う)があり、それを利用して野菜が甘くなるそうです。

午後からは100mくらいのとうもろこし畑の中の草取り

トマトハウスへ移動し、実割れトマトをはじく作業


トマトハウスに入って驚いたのは、地面の乾燥っぷり!

地割れができ、水を極限まで与えずに育てている証拠を発見!
これにより極甘の味の濃いトマトができあがるんです!

作業が一段落したところで休憩〜
トマトいただきます〜

収穫量の少ない「豆絞りフルティカ」を贅沢にいただきました!
なんとこの1缶で約¥15,000分らしいです!!
味はフルーツとしか言いようがないくらい甘くて濃厚です。


↑最後に高見澤さん自家製のドライアイコいただきました!
これはアイコを10日ほど乾燥させて作ったもので、口の中でしばらく溶かしていくとぎゅっと濃縮されたアイコの甘みがじんわり口のなかに広がり、生のトマトを食べているのと違い不思議な食感でした。


長野の気候は乾燥しやすいものの、白菜やレタスなどの葉物野菜が9月〜10月ごろにとれ、先取りできるそうです。
環境を野菜に合わせていき、野菜作りのためどこまでも追い求める探究心が大事なのだと、高見澤さんから学ばせていただきました!

高見澤さん、お忙しい中ありがとうございました!!


<今回の参加者>
稲葉(国立店)
佐藤(国立店)
林中(国立店)
海津(立川店)
市川(恵比寿店)
広本(新宿店)
佐藤(銀座店)
山岸(銀座店)
柴田(二子玉川ライズ店)
佐藤(渋谷店)



| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 長野県 | 23:11 | - | - | pookmark |
第110回 長野県野辺山 高見澤さん農場研修
 こんにちわ!入社してちょうど二ヶ月の恵比寿店 三浦です。
念願の農家研修!!
ようやく実現しました。

高見澤 一姓」(たかみざわ いっしょう)さんのところに訪問。
場所は、長野県野辺山。
JRの駅で一番高い場所に位置するところです。
野辺山はキャベツやレタスなどの名産地。夏でも最高気温25℃を超えることはあまりない高原地帯で、昼夜の温度差が激しいところです。
まるで北海道ですね(三浦は北海道出身です)。

 
いざ当日!!
高見澤さんのお宅に着くまでにハプニングがあり、わたくし、三浦はひとりみんなとは違うアクセス方法で伺いました。
一生の不覚です。




この日の研修は、午前中はキャベツ・とうもろこしの収穫組とミニトマトの選別組に分かれて作業。
自分はトマト組。
ミニトマト「アイコ」と「ルネッサンス」の選別!
各種大きさで揃え、並べ、箱詰め作業。
決して派手な作業ではないですが、お客様の口に入る大事な商品を触らせていただけることに責任を感じました。

その後、昼休みと昼食。

高見澤さんの奥様が腕をふるってくれました!!採りたて野菜のお料理は最高☆
美味しすぎてご飯をおかわりするメンバーも続出。
特に自家製青とうがらし味噌で食べるキャベツが大好評!

その後、木陰でみんなで休憩。
高見澤さんの経歴や農業に対する想いや夢などを聞きました。
一番大事にしていることは、
「どれだけ美味い野菜を作るか」ということ。

こだわり続けることの高見澤さんの情熱、伝わってきました。


午後もトマト収穫作業組とマルチ撤収作業組に分かれ作業。
自分は午前に引き続き、トマト組。

ビニールハウスの中はまさにサウナ!!

でも暑さに負けるメンバーはこのなかにはいません。
みんなひとつひとつのトマトを大事に素早く収穫!!収穫!!
なんとか無事に終了!

その後、高見澤さん自慢の野菜を採りたてでその場でいただくという贅沢。
ハラペーニョ、とうがらしは疲れがふっとぶ辛さでした笑
要注意です!!

また冬が来る前にきっつーい作業があるそうなので、
そのときはまた伺いたいと思います。

今回はありがとうございました!!




参加者:佐々木(商品部)、吉田(恵比寿店)、泉(新宿3丁目店)、関(立川店)、広本・綾部(
国立店)、三浦(恵比寿店)

| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 長野県 | 22:59 | - | - | pookmark |
第104回 小物農機具ほしいけど大型トラクター大好き 高見沢さん\(^ロ\)(/ロ^)/


今回、全国と言うことで

長野県 野辺山高原!!

高見澤憲一さん 

の農場に行ってきました。




高見澤
さんの若いころに

農業経営者に乗った時のものです。



遅れながら、今回、初ブログ担当の 新宿3丁目のいずみです。



とても空気が澄んで最高に清々しい天気でした。



長野県野辺山高原は高原野菜の名地

ですが、ほとんどの高原野菜は、関東周辺にではなく関西方面に出荷されるとか、、、。



さて最初に、ゴボウ(ときわ)の種まき!

これが大変!

こめつぶ位の種を一粒づつ
15センチ間隔に開けた穴に50m位に植え付け!

終わるまで1時間ぐらいかかって終了!


そのあとに、長いもの芽をマルチの穴から探す作業!

なんか変なところから出てくるみたいで、見つだす作業

長いもは、種イモ作るのに2年、、、、。

物になるまで3年かかるそうです、、、。

気がとうくなります(;一_一)





お昼のチャイムと共にお昼をごちそうになり!



午後は、変な台車に乗り物ながらのゴールドラッシュ、夢のコーン80の種まき!

間違って植えた所に二度植え付けると言うハプニングもありましたが。

無事終了!



そして、おやつの時間と共に休憩!

木の下で、いろいろな野菜、農業、その他もろもろお話を聞いて、楽しい時間を一時間ほど過ごし。



そのあと、



高見澤さんが、自注発注で作っているトマトハウスの整備!

ハウス栽培でやっているんですが端の方の列は、どうしても、雨水などの水分を多く吸いとってしまうため品質的に落ちてそうです!

そのためにハウスの外70センチ位にビニールを敷いて余計な水分が行かなくなるようにする作業でした。



高見沢さんと一緒に働いてる、小松さんいわく

「こんなにゆっくりに仕事をしているのは、久しぶり!!」

いつもハウスからハウスまでダ〜〜〜シュ

しているそうです。

ご苦労様です(;一_一)



今回、高見澤さんはしっかりした農業経営者で今後のこと、一番おいしい野菜をいかに作るかということをなどいろいろ教えて頂きました。



その一方で、トラクターなんかは、外車に限るということも教えて頂きました。




今度は、収穫の時期に小松さんとダ〜〜ッシュしにうかがいます!!

ありがとうございました。

100607高見澤集合

【今回の参加者】
上段左から 五十嵐(立川店)、原田(新宿3丁目店)、原(立川店)、関(立川店)、
      谷口(商品部)、泉(新宿3丁目店)
下段左から 高見澤憲一さん、伊藤(国立店)
| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 長野県 | 11:14 | - | - | pookmark |
第31回 太陽に近い町 野辺山


2009年7月30日(木)

長野県野辺山高原
高見澤憲一
さんの畑に行ってきました。

いらっしゃいませ。こんにちは。
今日のお話は農家の台所新宿3丁目店の村田がお届けします。

今日の長野県の天気予報は曇りのち雨
天候を心配しつつ、朝6:30に国立を出発。

車で長野に向かっている途中、山梨の山奥で突然
「すげー、すっげー!」
「はっ、何が?」 
「山がすごいんです。こんなきれいな所あるんですか。」
いきなりのハイテンション、大感動に一同ビックリ。
するとまた、
「すげー、すっげー!」
「はっ、何が?」
「平なんです。山の頂上も草原も平なんです。」
さっきからのハイテンションは新宿3丁目店の市川いたる。
皆様、応援してやってください。毎日失敗して怒られている市川いたる。
仕事はまだ至らずとも、こんなに感性豊かなんです。

高見澤さん市川暢

そうこうしている間に山梨県と長野県の県境に、そして野辺山高原に到着。
標高1,345mに位置するJRのなかで日本一高いところに駅がある野辺山高原。
「去年の8月には、はとバスツアーで家族で来たなー」、と思いながら
今年はここで農家研修です。
「ちょっと曇ってて涼しいな。ちょうどいいぞ。日頃の行いがいいのね。」
なんて冗談を言いながら、はいとうちゃーく!!

「あっ、高見澤さん、お久しぶりです。」
東京で何度かお会いしたけど高見澤さんの畑に来たのは初めて。
高見澤さんの農業のありかたや農業ビジネスについてのお話を聞きながらお茶。
「野辺山はね、太陽が近いんだよ。晴れるとね、すぐ日焼けするよ。
昨日まではずっと雨。久しぶりに晴れてきたよ。」
「えっ、今日は曇りのち雨ってテレビが言っていたけど・・・」

さあ、実習の始まりです。
高見澤さんと実習生2人と我々8人の計11人。
うぉっ、あつっ!!太陽、ちかっ!!!
おもいっきり晴れじゃん!!

まずはキャベツの収穫と箱詰めです。
専用の包丁(1本1万円強)で根元をカットしていらない葉っぱを取り、
いつも農家の台所に納品されてくる形にするグループと
箱詰めするグループに分かれて作業します。

高見澤さんキャベツ畑

キャベツに傷がついたらもう終わり。
気を付けないと、と思えば思うほど、うぉっやばい、遅れてる。
箱詰めはキャベツの大きさの選別が難しい。
「これはどっちなんだ?」
L9:9個入り
L :8個入り→一番高く売れる。
LL:6個入り

高見澤さん箱詰めキャベツ

コツや扱い方に慣れるまでは、商品ですからこわいです。
人が買うもの、妥協は出来ません!
お店でも一緒、「これは本当にお客様に出してもいいものなのか?」
常に自問自答しなければいけないのです。
12時過ぎまでに160箱。キャベツの個数、約1,280個。
ドイツとアメリカ産の巨大なトラクターにキャベツ箱を乗せ、
午前の作業終了。

昼食 
高見澤さんの奥様に作って頂いたカレー。
疲れていてもカレーだけは食べられる。「うまいっ!おかわり!!」

高見澤さんいわく、「安心、安全な食べ物なんて当たり前」
休憩中一番印象的な言葉でした。

午後の作業の始まりです。
キャベツの収穫作業の続きです。
相変わらずあつっ!!!
午後の作業は何となくコツをつかんだ分、スピードアップ。
みんな頑張って午後は200箱完了。

はいっ、次。レタスの廃棄。
えっ?
レタスの売値が急落して収穫して出荷する方がお金がかかってしまうっ・・・。
信じられん。そういうものは農家の台所に送ってください。
売りますから、使いますから。
収穫出来ずに置いておくと病気にかかってしまう。
病気にかかってしまったレタスを撤去しながら

高見澤さんレタス

「これでハンバーガー何個作れるんだろう。」なんて思っていると、

高見澤さんの声が!!
先ほど収穫したキャベツの出荷にご一緒するのです。
ここまでの流れを経験するのは初めて。
出荷所に着くと急いで荷卸し。
畑に戻る時に質問、
「他の場所でこんなに大きなトラクター(1000万円強)を見たことないんですけど、
なんで野辺山高原では巨大な外国産トラクターを使っているんですか。」
答えは、
「野辺山の気候は朝晩の寒暖差が激しく、野菜に甘味と旨味をもたらすけれど、
冬場は寒すぎて農業が出来ない。
夏場が勝負なんだ。どれだけ作ってどれだけ収穫するか。
夏場は大規模だから巨大なトラクターが必要なんだ。」

畑に戻ると、次は2反ぐらいの畑一面にグリーンボール(キャベツの品種)の定植。

高見澤さんグリーンボールの苗


高見澤さんグリーンボール苗の定植

作業終了時間19時前。

高見澤さん作業後集合写真


今までに何度も農家研修をしてきましたが、今日の作業は
最もハードな研修の一つでした。
高見澤さんの一言
「しんどいだろう、でもこんなの当たり前、こんなの毎日。でもなかなか儲からない。これが農業。」
高見澤さんはトラクターやその他の機械などもなるべく自分で修理されます。
コストをかけない。
高見澤さんは野辺山であまり作られていない野菜をとてつもなく美味しく作っています。
付加価値を付ける。

高見澤さんのこれからのおすすめ旬野菜は
トマトのアイコ、イエローアイコ、
とうもろこしのゴールドラッシュ

高見澤さんトマト

昨年私も食べました。本当に美味しかったです。
今までに食べた事のない美味しさでした。
今年も楽しみです。


帰りは爆睡。
目が覚めたら高速道路の談合坂パーキング!
お腹を満たして、車の中へ。
くじ引きが作られる。
何だ?
農家研修ブログを誰が書くかのくじ引きです。
そして見事にわたくしが当たったのです。


<本日の参加者>
谷口(国立ファーム 商品部)
千葉、菅原(農家の台所 国立店)
山岸(農家の台所 恵比寿店)
福田、市川、盛田、村田(農家の台所 新宿3丁目店)


| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 長野県 | 01:33 | - | - | pookmark |
第18回 どうやら信州の山奥に、面白い人がいるらしい!

こんにちは、はじめまして!

「農家の台所 国立店」で“八百屋”の店主をつとめさせていただいております、

野主 潤(のぬし じゅん)と申します


今日は、

標高1350メートルという信州・長野の秘境野辺山高原

おもしろい農家さんがいるということで、

国立ファームの先輩方にお供させていただきました。

(秘境という言葉に、八百屋心が騒ぎます


その名も、高見澤憲一さん


入社して間もない僕は、

まだ、高見澤さんの野菜を食べたことはないのですが、

農家の台所には2年前から野菜を提供してくださっている高見澤さん。


特に、夏場の豆しぼりアイコという、

あまりにも味が凝縮されすぎて豆のようにちっちゃくなったトマトは、

ものすごい人気と評判だったと聞いています。

小さな粒にぎゅ〜と甘みが詰まったミニトマト。

「そこらへんのフルーツよりもよっぽどうまい!」という先輩方の語りを聞いて、

どんな農家さんなんだろう、どうやって栽培しているんだろうと、

僕の胸は高まるばかりでした



朝7時に国立の事務所を車で出発。

ところが国立府中ICに入ってすぐに、土曜日の大渋滞。

暑い。。。

車中の皆々、早くも体力が奪われてきます


やっとのことで圏央道を下り、

「長坂IC」の出口を出て、

山を登る。

どんどん登る。

耳が痛くなってくる・・・


山奥・・・高い・・・まだ登るのか・・・

信じられない涼しさ・・・寒いくらいになってきた・・・


気が付けば目の前に広がるどこまでも雄大な森林と、

優しく流れる涼やかな川。

自分、飛んでるんじゃないかと思えるくらいの絶景でした



見とれている僕たちの耳に声が。

『こんにちは!お茶でも飲もうか!』

出て来られたのは、とっても優しそうなおじさん。

いらっしゃいました!




高見澤憲一(たかみさわけんいち)さん。

48歳 奥さん 娘さんふたり 息子さんひとり 



↓キッチンもついた立派な家は、なんとすべて、高見澤さんの手作りの家です!




脱サラをして農業に転進されたそう。

そのときには、農業に関しては右も左も分からない、

正真正銘ゼロからのスタート


分からないことは周りの人に真剣に教わりながらも、

農機具の修理のように自分でできることは何でも人に頼まず自分の力で作り上げてきたそうです。






「話はこのくらいにして、作業しに行こう!」

と高見澤さんに促され、まず最初に向かったのは、ごぼう畑

道中、目の前に広がるのは、

本当に、日本とは思えない壮観な高原畑・・・



 "常磐大長"(ときわおおなが)という種類のごぼうの種です↑↑↑

最初の作業が、このごぼうの種を3000粒ほど撒くこと。



種まきをする高見澤さん↑↑↑

「マルチ」という、写真にもある黒いビニールに穴をあけて、

そこに種を一粒ずつ撒いていきます。

「マルチ」によって、いろいろいいことがあります。

〜陲生えてこないので、草取りの手間がはぶける
△おうことで、肥料が流れ出てしまうことを防ぐ
C鰐未硫硬戮伴湘戮鬟ープ


高見澤さんのごぼうは、「味」が自慢だと言います。

『ごぼうって、繊維が歯のすきまにつまるでしょう?

 うちのごぼうは違うんだよ。

 すっごいやわらかくて、ひたすらうまいんだ、ほんとさ』


僕は、まくことだけに神経を注ぎ、スピードしか意識できていませんでしたが、

高見澤さんはどうしたら種の新芽がでやすいか、

色んなことを考えてらっしゃっているのに、僕らより早い。



次に向かったのが、トウモロコシの畑



↑↑↑"ゴールドラッシュ"という品種のとうもろこしの種まき(赤いのがタネ)


今度は、原始的な機械を使いながら、

高見澤さんのお弟子さん 小松さんの指導で、

目がくらむような広大な土地に、

ひとつひとつの生命を植えていきます。

(上の乗り物に乗って、足で地面を蹴って後ろに進みながら、

 マルチに穴が開いた場所に、種を落としていきます。)

みんなで競争しながら、5000粒を撒きました。



お次は、ねぎの定植



 
↑↑↑うねたてをする中川葵さん(農家の台所 恵比寿店店長)と高見澤さん。

腰が引けています。笑

まっすぐ動かすのって、けっこう難しいんです。


この機械でまずは溝を作り、そこに、ねぎの苗を置いていきます。




下仁田葱(しもにたねぎ)
吉蔵一本葱(よしくらいっぽんねぎ)の植え付けをしました。


ねぎって、こんな植え方をするんですね!

"植える"というより"置く"という感じ。

高見澤さん曰く、

『ねぎは、自分の力で這い上がってくるんだ』

強いな、かわいそうだけど、旨そうだと感じた瞬間でした。




次に向かったのは、

あの話に聞いている、「トマト」のハウス


 ↑↑↑ミニトマト"アイコ"。まだ緑色で成長中です。


やっと出会いました。

冒頭で書いた「豆しぼりアイコ」の赤ちゃん。


高見澤さんは、トマトはビニールハウスですべて覆い、

水をいっさい与えません。

それこそ、雨露でさえ・・・


トマトたちは、根っこをケンメイに伸ばし、

地中のわずかな水分を必死で吸い上げようとします。

トマトにとっては過酷な環境だけれど、それによってグングン味が濃くなるそうです。

トマトは普通、苗をカボチャなどの台木に継木します。

でも、高見澤さんのトマトはすべて「自根」。

『タネの力を100%引き出すためには、移植したんじゃダメなんだよ』

と高見澤さんは言います。


ハウスの中で光り輝く枝葉を持つ、高見澤さんのトマト。

これを、みんなが待ってるんだ。



仕上げに、長いも畑で、「芽出し」の作業をしました。



高見澤さんの長芋の芽↑↑↑


マルチに穴があいていないところから出てきた芽の頭を外に出してやる作業。

味が濃くて、甘くて、なんとも言えないねばりを出す高見澤さんの長いも。

そのとろろごはんが食べられる11月が待ちきれません!



ところで、↓こちら↓の写真は何かと言うと・・・




なんと、高見澤さんが、完全に手作りで完成させた飛行機です!

実は、航空系の高校出身で、アメリカでプロのエンジニアになろうとも考えていた高見澤さん。

マイナス30度にもなる極寒の野辺山の冬の農閑期に作っているとか。

しかも、一度飛行を成功させたら、あとは飾っておくのだそうです。



"なにかを作る楽しみ"について、高見澤さんは語ってくださいました。


 『今の子供たちは残念だ、テレビゲームがあるから。。

 あまりにも簡単にリセットできるから、

 失敗をちゃんと味わえない。

 しっかり失敗して、もういっかいチャレンジして、

 やっと成功したときの喜びを知ってほしいなあ』


サラリーマン時代、CMを作る会社で、数々の作品をゼロから作り上げ、

押し付けられたたくさんの難題を片付けてこられた経験を持つ高見澤さん。


社会で揉まれ、農業の世界にやってきたという経験があるからこそ、

こんな風に深みのある言葉が生まれてきたんだと思いました。




それから、こちら↑が、高見澤さんのもとで「修行」をしている小松さん

小松さんは、6年という歳月をかけて、ずっと

『弟子入りさせてください』

と、高見澤さんに頼み込んでこられた。

しかし、高見澤さんの返事はNo。

『お前には、社会経験がなさすぎる、まだ早い』

大人の世界の人間関係、時間の使い方、仕事のしかた、責任、そして恋愛。

くわが振れるだけではだめだ。

人間同士の、魂の交わりができることがまずは必要だ。


そんな言葉にもめげずに頼み込み、

やっとのことで高見澤さんに弟子入りした小松さん。


一人の人間が、こんなにも熱く血を滾らせ、高見澤さんのもとにやってくる。

それだけで、僕はこの人の野菜を食べたい。

そして、八百屋として売ってみたい。

そう、強く思った農場研修でした。





高見澤憲一さん、ありがとうございました!


<本日の参加者>

【前列(左から)】
 ・小野(生産もできる商品部)
 ・高見澤さん(本日の先生!)
 ・中川(農家の台所恵比寿店の店長)

【後列(左から)】
 ・内田(語りべ兼ソルトリーフ担当)
 ・野主(農家の台所国立店の八百屋担当)
 ・松崎(農家の台所新宿3丁目店のオープニングスタッフ)
 ・五十嵐(てしまんまスタッフ)


 (文:野主潤)

| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 長野県 | 11:41 | - | - | pookmark |
農家の台所 WEB SHOPにて販売中
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
国立ファームグループ
最近の記事5件
訪問先エリア
アーカイブ
農家の台所 WEB SHOPにて販売中
ブログリンク
モバイル
qrcode
プロフィール
SPONSORED LINKS