国立ファーム&農家の台所スタッフの農家研修ノート

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第72回 くだもの農園*富久樹園さん!!



こんにちは!!

農家の台所新宿3丁目店の吉澤です。

今回、訪問した農家さんは・・・

群馬県高崎市里見町

富久樹園・富沢 登さんです!!!



(富久樹園:直売所)

初登場でございます!!

富沢さんはくだもの農家さん。

梨・西洋梨を中心にたくさんの果物を作っています!


まず、私達が到着すると笑顔の素敵な富沢さんと

ずらりと並んだ果物が迎えてくれました!

梨だけでも

「新高」「二十世紀」「ゴールド二十世紀」・・・・・

それぞれ大きさや表面の肌質や色が違い、外観で楽しめますね!

その中でも私達が激愛してしまったのが!!

こちらの「ゼネラル・レクラーク」



程よい甘さと酸味!!とろける美味しさでした・・・・*

このサビのある表面が特徴です。

その時、富沢さんはこう言いました。

「ラフランスは嫌いなんだよ。名前だけに華があり過ぎるから!

大事なのは中身なんだ!」

と。果物も人間も大事なのは中身ですよ、みなさん★


そしてこちら「新高」です!



なんでしょう、この存在感は!!!!

子供の顔くらいはありますね。

そして私達はこの「新高」を収穫してきましたー!!!


梨においては任されているという息子さんと一緒に畑へと出動★

富沢さんの農園は斜面なので棚畑になっています。

陽の当たりが良く、果物には嬉しい立地です。

ですが、生産者からすると扱いが難しい時もあるそうです。

上段の方にある果樹の枝は重さで引力がかかるために支えるのが

大変で、なかなか並行にするのが大変なんだ、と息子さん。



新高の木はすごく立派で1つの木から約800個も収穫できるんです!!

新高の特徴である、大きなサイズを競う大会もあるそうですよ!

それくらいインパクトのある新高を操る、富沢家の長男!

親子仲良く作業しているんだろうなぁと想像させますが、

、意外にも富沢さん親子は一緒に作業などはしないそうです。

お父様の登さんは一人で作業するのが好きだそうで近寄ると

一人でどこかへ行ってしまうらしい・・・・

なので、梨作りのこだわりやコツは日々研究しながら習得しているそうで

まさに期待の若手農家さん!!若手農家仲間大募集です!


そんな話を聞きながら新高の収穫は行われました。

食べごろの新高を見分けてひとつひとつ確認しながらもぎ取ります。


・おしりの部分が割れすぎていないもの

・青みが残っていないもの

・新高らしい大きさかどうか。包んでいるカサから破り出ているもの。


梨はおしりの部分が割れてきてそれが広がり腐ってしまうんだそうです。

収穫自体は簡単でつかんで、上にひねると「ポキっ」ともぎ取るだけなので

力はいりません。

ですが、低い位置に成っているので常に中腰姿勢です。

幸いにも私は背が低いのでそれほど辛くは無かったですけどね!*

少し前に陽の当たりがいいと書きましたが、もちろん影の部分もあります。

そんなところの新高には、新聞紙で巻いてあげるのです。

う〜ん、なかなかおしゃれに着せられています!



こうすると、青みが減り美味しい新高の完成です★


ほんとに美味しそうにゴロゴロ成る新高。

香りも強いし、動物達がほっとくわけありません!

どんなに網で囲っていても、

鳥害、獣害はよくあるんだそうです。。。




右上が鳥害。下が獣害(ハクビシン)。。

左上のは一体何の仕業だろう!!?????


食欲に負けた3人の人間による人害でした!




頂いちゃいました!なんでしょうあの味は食感は!!

まるで梨ジュースを飲んでいるようでした!果汁100%のお味を堪能しました★

この時以外も、菅原さんは気がつくと梨を頬張っていました・・・

もちろん作業もしつつですよ!!!

コンテナー8個分の約160kgの新高を収穫!

それでも、畑にはまだまだゴロゴロと新高は成っていました。



残りの新高は、今度来る地元の幼稚園生の子達の収穫のお手伝いに

残しておくそうです。地元の活動にも積極的に取り組む富沢さん親子!

地元を愛しているからこそ、地元の人に愛される果物を作り続けているんですね。

とても暖かい気持ちになれる果物畑です。


ちょっと日陰で休憩です。



しゃがんでも、すぐ上には梨が!ぶつかることもしばしば・・・

少し前にも書きましたが、この棚になっている斜面の畑は

下の段にある枝は下から上へと伸ばしてあげて、上へあがるような

育て方をします。この逆がとても大変!

上の段にある枝を下へと伸ばし、下がるような育て方はとても難しいのです!!!

新高は、全部が全部、大きいとは限らず、中には通常の大きさのものもあります。


●全部を大きくするには・・・


・枝の先端の高さや太さを同じにする

・外へ外へと養分が行き渡るように剪定をする

・成長を待つ



また、

●梨作りにおいて大事なことは・・・

・収穫

・交配

だと、教えてくださいました!!!

収穫はしっかりと見極めることが大事で、時期も重要。

生産者側からすると、早く売りたいが為に時期よりも早くに収穫してしまうが

じっくりと時期を待てば、いいものを沢山売ることができる。

と息子さんは語ってくれました。

なかなか指導をしてくれないらしい、父・登さんも「大事なのは収穫だ!」と

教えてくれたそうで、それを大事に守る息子さん。

やはり、こだわりは受け継いでいくものですよね★



そしてあっというまにお昼ご飯の時間です!!!

畑から車で5分ほど先にある、富沢さんのロッジハウスにて昼食です!



こんなに素敵なロッジハウスで、うどんをご馳走してもらいました!

このロッジハウスでは、富沢家の娘さんが夏限定でカフェを開いております*

その名も「Fukujuen cafe」です!楽しいイベントがたくさんありますよ!

今年の夏はブルーベリー三昧イベントをしたそうです。

ブルーベリー狩りをし、収穫したブルーベリーでジャムを作り、、、

気になる方は要チェックです★


と、早速、シェフの泉さんが肉を炒めております。
さすが、食を扱うと表情が変わりますね!!!



その時、川原さんと菅原さんはロッジ裏の山にて

「原木なめこ」を調達していました!!!!

原木なめこ。。。。

見たことありますか???私は初めてでした!こんなに大きななめこ!!



原木なだけに、木から生えているなめこ。

軸の部分が、枝みたいです!!!

洗っても洗っても、ぬめりが取れない採れたて原木なめこで、うどんを頂きます!



とても豪華な”秋うどん”となりました!!!!

食後に実は、富沢さんの勝負くだもの、「プラム」の完熟したもので

作った、完熟プラムシャーベットを頂いちゃいました★

とっても濃厚で甘みと酸味のバランスがちょうどいいので

お肉とか重い食事の後に食べたくなります!!

ごちそうさまでした!!

そして、国立ファームとの今後の動きや、富沢さんとの意見交換です。



富沢さんは、消費者と体験を共有することをしたいんだ、と

農家さんのパフォーマンスとして収穫体験イベントをしたり、

積極的に課外活動にも取り組んでいる方で、消費者の気持ちを

がっちり捉えている農家さんです。

地元の人に好かれる農家さんの強みはこの二つだと思います。


・お客様の好みを把握できる

・一番美味しい時期のものを食べさせてあげられる



また、富沢さん的商法も教えてもらいました!

”いい意味でメインではない無駄なものを作っておく”


富沢さん如く、

お客様が、梨を目当てに買いにきたとして

でもそれだけじゃつまらない、何か面白いものをオマケ感覚で買ってほしい・・

という思いから、色々な果物を作ることが必要なんだ、と!!!


たとえばこの「アーバーナ」

ぶどうです。



このブドウは、ブドウ農家の人も知ってる人は少ないと言われるもので

30年前に買った種を使って何十年と育てているという稀なぶどう!

また、

富沢さんの完璧趣味であるという、

「無農薬ゆら早生みかん」



このゆら早生みかん、味は格別です。

酸味が強く、皮も薄く、身が凝縮していて

もう甘いミカンは卒業しようと思うくらいの美味しさ!!!!!

果物にしても、野菜にしても、甘さにこだわりすぎているけれど

甘い=美味しい という考えは取り除かれました。



隣には、「ブルーベリー」



今、ブルーベリーの木は紅葉まっしぐらです。キレイですね!!

そして富沢さんのイチオシ、勝負くだものは・・・

「プラム」の貴陽、太陽、ソルダム です。



もう収穫は終わってしまったのですが、見てください!

このねじれ木を!!

最初からねじれているのではなく、徐々にねじれが浮かんでくるそうです。

果樹にも細かったり太かったりねじれていたり、形は様々でした。

今年は、天候が悪く、桃がうまくいかなかったそうで、

そんなときにこの「プラム」が大活躍するんだそうです!

プラムが果物の中でも、一番生産率が良く、10aで三万個の収穫量。

富沢さんはプラムに力を入れていくそうで

「プラムがある桃屋さん」ではなく、「桃のあるプラム屋さん」と呼ばれたいと

言ってました。挑戦的、積極的、新しいもの好きな富沢さん。

ラフランスが嫌いな富沢さん。

くだものを家族のように語る富沢さん。


「よく美味しそうに育ったなあ」「これはいい」



ひとつひとつの畑におじゃましては、その果物について

語り語りまくる熱い富沢さん。


私達を軽トラの荷台に乗せて、林道(私有地)を突っ走る富沢さん。

最後に私達は富沢さんの作る果物の虜になってしまいました。

そんな果物をこれからみなさまにお届けできるのが

楽しみで楽しみで仕方ありません!!

是非楽しみにしていてください!!!!!

果物だけではなく、、果樹農家さんとして、樹にまつわるもの、

果物のお花や枝も富沢さんの作品としてみなさまにご披露する予定です!!

わくわくしちゃいますねっっ!!!


最後を飾るのはこちら!「王秋」

秋の王様!!!と川原さん★写真ではわかりにくいのですが

面長な形をしています!!


気がつけば外は暗くなり、富久樹園とお別れしました。

貴重な時間を過ごすことができました!!

富沢さん、ありがとうございました!!!


 

<参加者>
・松尾 (国立ファーム 商品部)
・川原 (国立ファーム 商品部)
・泉  (農家の台所 恵比寿店)
・菅原 (農家の台所 国立店)
・吉澤 (農家の台所 新宿3丁目店)

| 国立ファーム&農家の台所スタッフ | 群馬県 | 02:29 | - | - | pookmark |
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