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今回は農場研修特別編
6月4日に開催された「福島に味来を植えにいこー!」ツアーで植えた
味来(トウモロコシ)と、漢方未来米の生育状況を見てきました。
ツアーの出発時間と同じ、朝7時に出発。
さすがに観光バスよりかは少し早く、
10時半に生産者 古川勝幸さんの田んぼに到着。
早々に目に入ってきた鮮やかな緑。
遠目からは、イベントで素人がごちゃごちゃと植えたとは思えない
キレイな田んぼの姿に感動。
時期のわりには一見細く貧弱に育っているように見えるものの、
これが漢方未来米の正常な姿。
一般的な現代の稲作では、十分すぎるほどに肥料を与える事で
この3倍程度の太さにまで育て、収穫量を増大させます。
しかし、漢方未来米の発想は全く逆。
必要最低限の肥料と自然に近い環境作りをする事で
イネが本来持っている力を引き出すのです。
その代わり、収穫量は一般の3分の1以下。手間は3倍以上となります。
手で植えても意外とまっすぐ一列になっているのを見て
「きっと、心に一本筋が通った人が植えたのだろう。」などと
うまいことを考えながら徐々に近づくと、
やはりというか、見たくない状況がそこには…。
雑草ドーーーーーン!
ということで、せっかく訪問したので
田植え体験の次の体験として、草取りを体験。
まずは、「田車(たぐるま)」という機械を田んぼに入れて走り回ります。
古川さんの後ろに付いてやり方を教わっているのは、
今回同行した新宿3丁目店スタッフの廣本。
この機械の凄いところは、
イネが生えている部分をうまく避けながら、
アミのようになったタイヤで、小さな雑草たちを泥ごとかき回しながら
ずんずん進んでいきます。
この田車のタイヤが通った後は、
まさに草一本残っていない状態に。
なんてそんな簡単には終わりません。
田車通過前のイネと雑草の状態がこちら。
そして田車さまが通過すると…
はい。見事に取り残しがあります。
というわけで、ここからは人力作業。
引きの画を写真で撮ると、なんと風情のある事か。
水鳥が水中ではしきりに足を動かしているのと同じように、
近くによって撮影すると、
ひたすら中腰での作業。
イネの先端が目に刺さったりしないように
避けながら丁寧に草を取っていきます。
そして、草取り終了後にはこの様な状態に。
作業を一段落終えた後に撮影した
廣本のかっこいい後ろ姿。
そしてこの後3日間、筋肉痛でまともに動けなくなるのであった。。。
つづいて、イベントのタイトルにもなった、
トウモロコシ味来の生育状況を確認するために、
鈴木光一さんの畑に移動。
台風の影響をまともに受けやすいトウモロコシ。
やはり、強風で一部が倒れていました。
なんとなくですが、茎が湾曲しているのが分かるでしょうか?
まだ、実が太り出す前だったので、
しっかり起き上がってきていて、何とか収穫まで行けそうです。
一面に広がる、トウモロコシの雄花。
下にはしっかりと雌花の姿も。
この状態からおよそ3週間で収穫適期を迎えます。
ということは、、、と計算してみると、
収穫適期は8月10日。
苗を植えたときに鈴木さんが言っていた
8月10日頃に収穫かなぁというのがどんぴしゃ。
さすがは国立ファームが認める篤農家と勝手に感嘆。
このトウモロコシ味来は、
ツアーに参加頂いた方々には優先的に販売させて頂くほか、
飲食店 農家の台所にて、取り扱いをいたします。
心配な残留放射能について、
専門機関にて個別に検査を行い、
安全性が認められましたら、販売を開始いたしますので
お買い求めにつきましては今しばらくお待ち下さい。
※検査結果は、8月6日には出る予定となっています。
文責:国立ファーム有限会社 商品部 松尾一俊
こんにちは!
立川店勤務の富田です。
今回の農場研修は、千葉県の農家さん2軒訪問させて頂きました!
1軒目は、ひとみ五寸で有名の斉藤完一さん!
きたあかりの収穫を体験させて頂きました!
農場に入った瞬間足がはまりびっくり(・Д・)
土が凄くフカフカサラサラなのです!!
この土を作るのに、10年以上もかかったそうです。
裸足になる社員も居るほど。
気持ちよかったそうです★
収穫したきたあかり、市販のじゃがいもと比べ、きれいなつや!!
土が良い証拠です!!
また、大きさで大きいの小さいのさまざまで、
これくらい小さいものもあるのですが、
普通の流通では扱ってもらえないのですが、立派なジャガイモなわけで!!
これくらいのを集めて家の料理で活用されているそうです!
八百屋でも販売する予定です!
切らずに形残したまま調理出来るので、家事で忙しい主婦の味方になるの間違いなしでは(^^)?
収穫後に、完一さんの奥さん手作りのお昼ご飯を頂きました。
そこで私はなるほど!と思うことがありまして。
大根の焚いたのと、その大根の皮できんぴらを作ってくださったのです。
野菜に無駄が出ないようにと、皮を厚めに切って、それを刻んできんぴらに。
調理師の私ですが、今まで無駄を出してきた事に反省です。
一生懸命育ててくださった野菜をもっとありがたみを感じて、大切に料理に変えていかなければ!!
と、改めて思いました。
今まで、露地栽培するのにマルチというビニールを100%使用していたそうなのですが、
資源削減・エコのため、藁で補い30%にまで減らしたそうです。
そこまでも考えるなんて、素敵だなと感じました★
愛犬ラムちゃんとサッカーしている完一さん、
「この子サッカー出来るんだよ凄いでしょ」
と自慢げに言っていましたが、ものすごく元気な完一さんのが凄いです!!
2軒目は、白砂ねぎを作ってる石凪農場さん!
白砂ねぎの特徴は、何といっても色です!!
一般のねぎは、白色と緑色の所がくっきり分かれているのですが、
白砂ねぎは、グラデーションになっているのです!!
では、何故そうなるのか?
その理由は、土にあります。
九十九里浜が近くにある石凪農場の土は、
海辺の近くの砂みたいに、サラサラで白っぽいのです。
貝殻も混ざっているほど。
こんな土もあるなんて、びっくりです!!
周年出荷している白砂ねぎ、植えたばかりのねぎを初めて見ましたが、
小さくてかわいい★!
これは6月10日に植えたもので、来年の春出荷予定だそうです。
大きくなるのが楽しみです(^^)
また、収穫してからの、梱包作業も見せていただきました!
この機械で、風を利用して外側の皮的なところを取り除き、
きれいになったねぎを袋詰めしていきます。
以前は、この機械が無かったので手作業で袋詰めしていたそうで、
機械あるのと無いのでは全く作業の効率が変わるそうです。
初めてこのようなところを見ることができ、勉強なりました!!
斉藤完一さん、石凪農場さん、今回はお忙しい中
ありがとうございました!!
参加者
竹村 (国立)
岩間 (恵比寿)
佐藤 (営業)
杉山 (渋谷)
大河内 (二子玉川)
富田 (立川)